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バリダシン5液剤 500ML

バリダシン5液剤 500ML

商品コード:0400000206073
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バリダシンは、紋枯病防除剤で、兵庫県明石市の土壌から分離した放線菌(Streptomyces hygroscopicus var. limoneus)によって生産される抗生物質バリダマイシンを主成分としています。
稲紋枯病をはじめとする、多くのリゾクトニア菌や、白絹病菌などの糸状菌(カビ)に対して優れた防除作用を発揮します。また、野菜・果樹の細菌性病害や稲「もみ枯細菌病」にも登録を取得しました。
バリダマイシンは稲紋枯病菌や類縁の菌、並びに細菌に特有の酵素(トレハラーゼ)の活性を阻害し、菌体内に貯えられた糖トレハロースをエネルギー源としてのグルコースへの変換を抑制することによって、効果を発揮するというユニークな作用機構を示します。
バリダマイシンを処理した植物体内では、抵抗性誘導に係る遺伝子の発現が観察されます。
一方、バリダマイシンは、トレハロースを利用しない細菌性病害にも防除効果を示すことから、植物に対し、全身獲得抵抗性を誘導することが示唆されております。
(稲紋枯病)
バリダマイシンは紋枯病菌の菌糸の生育を停滞させ、さらに病原性を喪失させます。また菌糸の一部に薬剤が付着すると同一菌糸上全面に薬効が波及するなど、特異的な作用を示します。従って病勢進展阻止力が特に強く、効果の持続性にも優れ、多発条件下でも優れた効果を発揮します。
(キャベツ:株腐病、レタス・非結球レタス:すそ枯病など)
リゾクトニア菌や白絹病の菌糸に直接作用して速やかに効果を現しますので、病原菌が活動を始めた初期の散布または灌注により優れた防除効果を発揮します。
(にら)
リゾクトニア菌が起因し夏期株養成期に発生します。下葉の黄化症状が認められたら直ちに株全体に十分量散布します。また、高温多湿条件下で多発生するので、降雨後、直ちに散布します。散布した茎葉部は必ず刈り取り、その後伸長してくる茎葉部を収穫します。
細菌性病害

(ばれいしょ)
生育期茎葉散布で、青枯病に登録を有する唯一の薬剤です。
初発前、病原細菌の密度が低い早めからの散布で、植物体内での青枯病菌の増殖を抑制し、発病・病勢の進展を遅延させ、収量の減少に歯止めをかけます。
(もも・すもも)
体内の病原細菌が増殖する萌芽初期からの早めの散布で、より優れた防除効果を発揮します。また、他剤とのローテーションによって菌量を低く抑えた中での散布も効果的です。
(かんきつ・うめ)
体内の病原細菌数が少ない感染初期からの散布で、病原細菌の増殖を抑制して防除効果を発揮します。
また、他剤とのローテーション散布の一剤として、時期を選ばず散布可能です。
(キャベツ・はくさい・レタス・非結球レタス・にんにく)
葉内の病原細菌が増殖する結球初期よりやや早めの散布で、より優れた防除効果を発揮します。
(たまねぎ)
葉内の病原細菌量が増加する肥大期よりやや早めの散布で、より優れた防除効果を発揮します。
(だいず・えだまめ)
葉内の病原細菌数が少ない感染初期からの散布で、病原細菌の増殖を抑制して防除効果を発揮します。
病原細菌は主に風雨によって葉に飛散し感染します。

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